カカオが心血管疾患のリスクを下げる

2006年2月27日号のArchives of Internal MedicineでのBrian Buijsse(オランダ)らの報告。

オランダにおいて939人の男性を対象に15年にわたって行われた疫学調査において、カカオの摂取量と心血管死との間に逆相関関係がある(カカオ摂取が少ないグループの死亡率が高く、多いグループの死亡率が低い)ことが示されました。

カカオの摂取量は、食事内容と購入した食品の内容から推定されています。摂取カカオ量の約3分の2はチョコレートからでした。

カカオの摂取量によって3つのグループに分けて分析がされましたが、一番多く摂取したグループの平均カカオ摂取量は1日あたり4.2g。 これはダークチョコレート10gに相当します。 少ないです。  カカオが健康によいからと、毎日チョコレートばかり食べてしまうと、脂肪や糖分の摂りすぎになってしまいます。 ダークチョコレート10g程度が目安だということですね。

また、この研究では、心血管死とは独立して、カカオ摂取量の多いグループでは、摂取量が少ないグループと比較して血圧が低いこと、さらに、心血管死以外の原因による死亡率も低かったことが示されました。

カカオにはポリフェノール以外の成分も含まれていますから、この効果がすべてポリフェノールによるものかどうかはわかりませんが、やはりポリフェノールの抗酸化作用が関与しているといえるのではないでしょうか。

チョコレートを買うときはカカオ含有量を要チェック!ですね。
(しかしはっきり言って高含有量のものはおいしくない!)