ルチン

WS000031.JPGソバに含まれていることで有名なルチンもポリフェノールです。フラボノイド系の淡黄色色素、ケルセチンの配糖体です。糖はルチノース(ラムノースとグルコースが結合、右図のR部分)、ビタミンPともよばれることがあります。

ルチンの構造式 →

ルチンには毛細血管を強くする効果があります。そのため脳出血の予防、肺出血、網膜出血、紫斑病などに効果があります。あざができやすい人、出血しやすい人(病的なものはのぞく)の方はルチンを積極的に摂取するといいかもしれません。(ルチンは医薬品でもあり、痔の薬などにも配合されています。)
最近では血圧降下作用があることもわかってきました。これは、血圧を上昇させる物質であるアンジオテンシン2の作用を弱めるためです。
また、インスリンの分泌を促進し、糖尿病を予防する作用、記憶をよくする作用があることも知られています。
動物実験では抗炎症作用があることも確認されています。

ルチンを多く含むのは、ソバ以外にも柑橘類、ノニ、リンゴの皮の部分、
トマトやパセリ、セロリもルチンを多く含んでいます。

ルチンはビタミンCの効果を高めるので、ルチンとビタミンCを一緒に摂るようにするといいでしょう。