ナリンゲニンカルコン

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トマト特有のポリフェノールで、果皮に含まれています。
最近、キッコーマンと日本デルモンテの研究により、ナリンゲニンカルコンの持つ抗アレルギー効果が明らかになりました。

ナリンゲニンカルコンはヒスタミンの遊離を抑制することによってアレルギー症状の発現を抑えることが示唆されています。
Yamamoto T. et al., :Anti-allergic activity of naringenin chalcone from a tomato skin extract, Biosci. Biotechnol. Biochem., 68, 1706-1711 (2004)


トマトをいつも皮ごと食べていれば花粉症が治る!?
・・・と考えた方、残念ながら、このナリンゲニンカルコンというポリフェノールは加工用のトマトのみに含まれ、生食用のトマトにはほとんど含まれていないそうです。


また、これは私の類推ですが、仮に加工用トマトが手に入ったとしても、抗アレルギー効果を発揮するだけのナリンゲニンカルコンを摂取するには、毎日恐ろしく大量のトマトを食べ続けないと無理でしょう。

従って、いわゆるサプリメントであるトマト果皮抽出物に期待するしかなさそうです。


キッコーマンのサイトには臨床試験結果も含めた研究結果が載っています。→こちら


抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー剤では眠気がでやすいのが問題となりますが、こちらはヒスタミンの遊離を抑制しますので眠気はないようです。